Panasonicドラム式洗濯機のVベルト異常「H35」について

こんにちは、川端です。
Panasonic製ドラム式洗濯機の修理案件で、Vベルト異常が大変多くなってきています。
症状としては、運転中に突然停止して「H35」エラーが表示されます。
もう一度運転を再開させると、モーター音「ウィーン」だけが大きく聞こえるようになり、ドラム槽は回転しません。その後は、、、使用できません。(メーカー修理は1〜2週間後と言われます)
エラーの原因はVベルトが経年劣化によって本体から外れてしまっているからです。
本来、Vベルトはドラム槽裏のシャフトとモーターに取り付けられており、連動して回転しながら洗濯物の重量に合わせて伸縮を繰り返しているため、少しずつベルトが伸びてきてしまいます。(通常使用でも4〜5年で外れます)
伸びてくると運転中(脱水時)の振動が激しくなり最終的にベルトが外れてしまいます。
洗濯量や洗濯回数が多いご家庭では特に外れやすくなります。
※画像は新品との比較です。4cm程伸びています。

【2022年、Panasonic製Vベルトはマイナーチェンジして外れにくくなりました】
外れる前の症状としては、「ギーギー」や「ギギギ」と異音が聞こえるようになります。
このような症状になってきた時は、突然停止する前に新品交換しておくことをお勧め致します。
通常、Vベルト交換を専門業者に依頼すると、出張料・技術料など別途費用が掛かってしまいますが、
当店では「分解クリーニング」と合わせてご依頼頂くと、10,000円の割引をさせて頂いております。
Panasonicのドラム式洗濯機を使用していて、気になるお客様はぜひ当店をご利用くださいませ。