「えっ、割り箸⁉ ドラム式洗濯機に落とした時のトラブルと対処法」

夏休みに起こってしまうトラブル‼️
洗濯機に「割り箸を落とした」—よくあるトラブル
「子どもがポケットに入れていた割り箸がそのまま洗濯機へ…」
「乾燥が効かないので、割り箸で埃を取ろうとして、落としてしまった」
こんな話、実は珍しくありません。
一見、軽くて細い木の棒ですが、ドラム式洗濯機では深刻なトラブルの原因になることもあります。
割り箸が洗濯機に入るとどうなる?
- 排水口やホースに詰まる
→ 排水エラーが出る(例:U11、C2など) - ドラムと外槽の隙間に挟まる
→ ガラガラ音がして洗濯が正常に回らなくなる - ヒーターやセンサーに接触して故障
→ 異常加熱やセンサーエラーの原因に - 割り箸が砕けて木くずがフィルターやポンプへ
→ 異臭や水漏れのリスクも
実際にあったケース
以前、当店にご相談があった例では——
「洗濯物と一緒に“お弁当包み”を洗ったところ、子どものポケットから割り箸が出てきていた」
このとき、乾燥時に異音が発生し、点検するとドラムの外側に割り箸が挟まっていたという事例がありました。
修理には分解が必要になります。
自分で取り出せる?—注意点と限界
割り箸が見えている場合は、洗濯槽の隙間からピンセットやラジオペンチで取り出せることもあります。
しかし…
- 無理に引っ張って傷つけると逆効果
- ヒートポンプや排水ユニットに入り込んだ場合は分解が必要
そのため、異音がする・エラー表示が出る場合は、洗濯機を使用せず専門業者へ相談を。
割り箸トラブルを防ぐには?
- 洗濯前にポケットチェックを習慣化
- 子ども服は裏返して確認
- 弁当包みや巾着袋は特に注意
- ドラム式は構造が複雑なため、異物混入が命取りになる
- 定期的にクリーニングを行い、乾燥機能を正常にしておく。
まとめ:小さな異物が、大きなトラブルに
ドラム式洗濯機は精密な構造だからこそ、割り箸のような異物でも大きな故障に繋がるリスクがあります。
ちょっとした気配りで、大切な洗濯機を長く使いましょう。
異音がする・乾燥しない・エラーが出る場合は、お気軽にご相談ください。


