【ヒートポンプ故障】乾燥ができない?

クリーニング後の、故障トラブル依頼の急増。
他社でクリーニングをした結果、ヒートポンプが故障するケースが多く見られます。ヒートポンプのアルミがグニャグニャに曲がっており、これでは残念ながら丸ごと交換するしか手立てがなくなってしまいます。またクリーニングは、お客様は中身が見えない場所になる為、とっても危険です。当店で分解してみると、全く汚れが落ちていなかったり、ビスがなくなっていたり、部品が割れてガムテープで補強されたりしています。
ドラム式洗濯機のヒートポンプ故障にご注意を
「クリーニングしたのに、まだ乾かない…」
最近よく耳にするお悩みのひとつが、
**「他社でクリーニングしたのに乾燥が効かない」というケース。
**クリーニングをしたことがなく、全く乾燥ができなくなってしまった。**
部屋干しを避けたい梅雨時期に、クリーニングを行ったのに乾燥機能が使えないのは大きなストレスです。
では、なぜクリーニングしても乾かないのでしょうか?
原因は“ヒートポンプ”の故障かも
ドラム式洗濯機の「乾燥機能」の要は、内部に搭載されたヒートポンプユニットです。
冷暖房で言えばエアコンの室外機のような部分で、
衣類を効率よく乾かすための熱交換装置の役割を担っています。
この精密機械であるヒートポンプを他社のクリーニング業者が洗浄することで、故障してしまうといったトラブル増えています。
いくら洗濯槽や排気経路を掃除しても、**「温風が出ない」「乾きが悪い」**といった症状が改善しません。
ヒートポンプは精密機械。負荷をかけすぎると故障の原因に
ヒートポンプ内部には、細かく繊細なアルミフィンが敷き詰められており、
そこにホコリ・繊維クズ・皮脂汚れなどが詰まると、熱交換効率が著しく低下します。
さらに放置すると、「冷却→加熱→再冷却」の繰り返しで劣化し、
最終的にはヒートポンプ自体が故障してしまうことも。
修理となると、費用は数万円〜10万円前後と高額。
さらに機種や年式によっては、部品供給が終了している場合もあります。
クリーニングは早めが鍵!
ヒートポンプが完全に壊れてしまう前に、
定期的な分解クリーニングで負荷を軽減することがとても重要です。
特に以下のような症状が出ている方は、要注意です:
- 乾燥中に異音がする
- 衣類がいつまでも生乾き
- 洗濯終了後に本体が異常に熱い
- 排水エラーが頻発する
これらは、ヒートポンプに汚れが蓄積し、正常な熱交換ができていないサインかもしれません。
「乾かない」から「買い替え」ではなく「一度チェック」
最近のドラム式洗濯機は本体価格も高額。
故障と思って買い替える前に、ヒートポンプ内部の状態を確認してみてください。
当店では、ヒートポンプまで分解洗浄を行うクリーニングサービスを提供しております。
クリーニング後も乾かない場合は、故障診断や修理のご相談も可能です。
まとめ
- ドラム式洗濯機が乾かないのは、ヒートポンプ故障が原因の可能性あり
- ヒートポンプは熱交換の心臓部。汚れが蓄積すれば壊れる
- 定期的なクリーニングで、負担を軽減し、長持ちさせることができる
- 高額な買い替え前に、一度クリーニングと点検を!
乾燥できる幸せを、もう一度。
お気軽にご相談ください!

