ドラム式洗濯乾燥機の電気代、気になっていませんか?

はじめに:ドラム式洗濯乾燥機の電気代、気になっていませんか?
ドラム式洗濯乾燥機は、家事の時間が短縮し、生活になくてはならない存在になっているご家庭が多いかと思います。
でも「電気代が高いのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、ヒートポンプ式とヒーター式の電気代の違いや、無理なくできる節約方法をわかりやすくご紹介します。
1. ヒートポンプ式とヒーター式の違いとは?
| 種類 | 特徴 | 消費電力量の目安(1回の乾燥) |
|---|---|---|
| ヒートポンプ式 | 低温で乾燥、省エネ性能が高い | 約600~800Wh |
| ヒーター式 | 高温で素早く乾燥できるが電気代高め | 約1,000~1,500Wh |
- ヒートポンプ式:エアコンの除湿と似た仕組みで、電気代は安く、衣類にも優しい。
- ヒーター式:高温でしっかり乾燥。ただし電気代がかかりやすいのが難点。
2. 乾燥1回でかかる電気代はどのくらい?
目安として、電気代単価31円/kWh(東京電力・2025年7月時点)で計算すると…
- ヒートポンプ式:0.6kWh × 31円 ≒ 約18.6円
- ヒーター式:1.2kWh × 31円 ≒ 約37.2円
1回あたりはわずかな差でも、月20回使うと約370円の差に。年間なら約4,000円以上の違いになります。
3. 電気代を節約する使い方のコツ
✅ 1. 洗濯物の量を適切にする
詰め込みすぎは乾燥効率を下げ、結果的に電気代がUPします。
✅ 2. 脱水をしっかり
脱水を強めにかけておけば、乾燥時間を短縮できます。
✅ 3. フィルターのこまめな掃除
乾燥フィルターが目詰まりしていると、時間も電気も余計にかかります。
✅ 4. タイマー機能を活用
深夜電力の安いプランがある方は、タイマーで深夜に使用するのも◎。
4. 結局どっちがいい?ヒートポンプ式がおすすめな人
- 毎日乾燥を使う方
- 電気代を抑えたい方
- 衣類のダメージを減らしたい方
逆に、「乾燥はたまにしか使わない」「とにかく早く乾かしたい」なら、ヒーター式でも問題ありません。
目次
🔌 ヒートポンプ式洗濯乾燥機の消費電力と電気代の目安
| 項目 | 目安の数値 |
|---|---|
| 乾燥時の消費電力量 | 約600Wh〜800Wh(=0.6〜0.8kWh) |
| 電気代(1回あたり) | 約18円〜25円(※電気単価31円/kWhで計算) |
| 1か月の電気代(20回乾燥) | 約360円〜500円程度 |
🧠 解説
- ヒートポンプ式は、空気を圧縮・膨張させて熱エネルギーを移動させる技術(エアコンと同じ)を使っており、従来のヒーター式に比べて約1/2〜1/3の電力で乾燥できます。
- 乾燥時間は長め(90〜150分)が一般的ですが、衣類へのダメージが少なく、電気代も抑えられます。
💡 節約のポイント
- しっかり脱水してから乾燥 → 乾燥時間を短縮、消費電力削減
- 乾燥フィルター・糸くずフィルターの掃除 → 効率維持
- 詰め込みすぎに注意 → 空気の流れが悪くなると乾燥効率ダウン
- 乾燥機能に時間がかかるようになったら、分解クリーニングを依頼。
📌 ヒートポンプ式の人気モデル一例(2025年現在)
| メーカー | モデル例 | 消費電力量の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Panasonic | NA-LX129Cなど | 約690Wh/回 | 独自の「はやふわ乾燥」搭載 |
| 日立 | BD-STX130Hなど | 約800Wh/回 | 温風循環でしっかり乾燥 |
おわりに:見直してみよう、乾燥機の使い方
洗濯乾燥機は便利な反面、使い方次第で電気代に大きな差が出ます。
ご家庭の使い方やライフスタイルに合わせて、無理なく節約できる方法を選びましょう。
もし、乾燥機能の効きが悪くなってきたら、それは内部の汚れや詰まりが原因かもしれません。
当店では、ドラム式洗濯機の分解洗浄を専門に行っております。電気代の節約にもつながりますので、気になる方はぜひご相談ください!


