乾燥後の衣類から嫌なニオイがする 柔軟剤が原因❓

実は、ドラム式洗濯機で「乾燥後の衣類から嫌なニオイがする」というご相談をいただく中で、洗剤や柔軟剤の「成分そのもの」が原因になっているケースが少なくありません。
特に近年は、香りの持続性を高めるために「マイクロカプセル」を使用した洗剤や柔軟剤が多く販売されています。これは、衣類に香料を含んだ小さなカプセルを付着させ、衣類をこすったり動かしたりするたびに、少しずつ香りが広がるよう設計されたものです。
この仕組み自体は非常に優れたアイデアなのですが、実はドラム式洗濯乾燥機の「乾燥工程」と非常に相性が悪いことが分かってきています。
🔍 なぜマイクロカプセルが臭いの原因になるのか?
マイクロカプセルは、熱や摩擦によって破裂するように作られています。
そのため、乾燥機での高温乾燥により一気に破裂すると、
✅ 香料が一斉に放出されて香りが強すぎる
✅ 成分が高温で劣化・変質して異臭に変わる
✅ 繊維に残った油分や汚れと反応し、さらに悪臭になる
このように、「いい香りになるはずだった成分」が、逆に不快なニオイの元になってしまうのです。
🧴 もし思い当たるようなら…
今お使いの洗剤や柔軟剤が、以下のような表記がある場合は要注意です。
- 「香りが長続き」
- 「マイクロカプセル配合」
- 「こすれた時に香りが広がる」
このような商品を使用している場合、いったん無香料のものやマイクロカプセル不使用の製品に切り替えてみることをおすすめします。
✅ まとめ:まずは「洗剤と柔軟剤を見直す」ことから始めてみて
乾燥後のニオイの原因は、機械の汚れだけでなく、使用しているケミカル(洗剤や柔軟剤)による化学反応や熱劣化である場合もあります。
- 「掃除してもニオイが消えない」
- 「乾燥機にかけるとニオイが強くなる」
- 「洗濯直後はいい香りなのに…」
といった症状があるなら、まずは洗剤と柔軟剤の見直しをしてみましょう。
それでも解決しない場合は、乾燥経路や洗濯槽内部に汚れやカビが溜まっている可能性があるため、分解クリーニングを視野に入れるタイミングかもしれません。
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